ニシキゴイの輸出促進を目指す自民党有志議員らによる「錦鯉文化産業振興議員連盟」（会長・浜田靖一元防衛相）の設立総会が７日、党本部で開かれた。日本を象徴する「国魚（こくぎょ）」にニシキゴイを指定するように政府に働きかけていく。

　浜田氏はあいさつで「ニシキゴイを日本の誇りとして海外進出を目指す」と意気込みを語った。総会では麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博幹事長らが顧問に就く役員人事も了承した。

　小泉進次郎厚生労働部会長は幹事長代理に就任し、記者団に「田んぼに鯉が泳ぐ養鯉池（ようりいけ）の景色は外国人も感動するだろう。そういうスポットを世界の人に知ってもらいたい」と述べた。

　同議連はニシキゴイ発祥の地とされる新潟県旧山古志村（現長岡市）の村長を務め、ニシキゴイの産業振興に力を入れた故長島忠美元衆院議員の遺志を受け継いで発足した。
(下記より転載）
https://www.sankei.com/article/20190207-75TIXLWP7ROUPBJEXMWAZWL5DQ/